本当に素敵でした。

フィギュアスケートの高橋大輔選手が、エキシビションに出場できることになったようです。

通常オリンピックのエキシビションでは5位までと開催国の選手しか出られないそうですが、6位の高橋選手が出られることになりました。とても嬉しいです。

世界のフィギュアスケート界が、もう一度彼のスケートを見たいということなのかなと思うと、これもまた嬉しく思います。

 

今シーズン、一番素晴らしかった演技はNHK杯でした。特にショートの滑りは本人も納得のいくもので、コーチも涙を流すほどの圧巻の出来映えでした。

しかし、その後膝を痛め、現役集大成としているオリンピックではジャンプの失敗も見られ、このときほどの滑りではありませんでした。でも!世界が認めるステップは健在で、本当に素晴らしくレベルも最高得点!!

音楽を身体全体で表現する高橋選手の演技は、いつもグッと引き込まれていきます。

フリーの曲の「ビートルズメドレー」を編曲者は、音楽を表現することに長けている高橋選手に滑ってほしいと思い作ったと聞きました。

その「ビートルズメドレー」の後半の静かで優しい雰囲気の曲に高橋大輔の滑り、ステップ、表情の全てがぴったり合っていて、思わず目頭が熱くなり涙がこぼれてしまいます。最後の盛り上がりも高橋選手の今までのスケート人生が溢れているようで、本当に感動のフリープログラムの演技でした。

 

日本の男子フィギュアスケートを引っ張ってきた高橋選手(本人はその意識はないようですが)が次の世界選手権で現役最後なのかな~と思うと、なんだか寂しいです。